随分前に読んだんですが、今でも身近に置いている本の一冊です。初めて読んだとき、本当に「人間万歳!!」という気がして、少し気が滅入った時には再読してもう一踏ん張りと思い直して寝るようにしています。
話は、月の裏側で宇宙服を着た人間の死体が見つかるのですが、その死体は何万年も前のもの!?
果して彼らはどこから来たのか?我々人類との繋がりは?ミッシングリングや微小惑星帯、月で見つかった状況と、木星の衛星で発見された太陽系先住種の存在から予測したモデルが提示する答。その中で味わう人間の矜持に思わず人間万歳です。
そして特殊相対性理論で予想されるトラブルの末に戻ってきた先住種との協働作業の中で更に明らかにされる全ての謎。お互いの矜持と尊厳が織り合い選択された各々の未来・・・。全てが心に沁み入って、再び(広い意味の)人間万歳です。
この主人公たちの話は、本書と三部作(現在は更に拡大)を構成する「ガニメデの巨人」・「巨人たちの星」へと続きます。
James P. Horgan 創元SF文庫 ※原書は1977年発刊
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