百貨店「四条河原町阪急」(下京区)が昨日22日、閉店しました・・・という記事・・・
九州で生まれて、高校を出てからずっと関東だった自分にとって、京都は修学旅行で行く場所でした。ところが、単身赴任で大阪に3年半ほど過ごしたことで大分変りました。新大阪付近に単身赴任者のマンションが集まっていることもあり、このあたりに仮の住まいを定めました。段々と周りも見えてくると、飲食店が徒歩圏の阪急南方駅の近くに集まっていることも分かりました。そして、この阪急南方駅で考えると、京都にも神戸にも凡そ30分で行けるんです。それも、JRの東京-横浜の運賃よりすっと安い値段で、特急列車で行けるんですよ。ゆっくり歩きたいときに阪急線で京都に行きましたが、その最終駅が阪急線四条河原駅でした。
八坂神社奥の小道沿いの小さな門を入った民家風の小さな庭で、お茶と和菓子を頂いたことも、抹茶のかき氷を頂いたこともありました。祇園を散策して、夏は何と言っても納涼床、冬は鴨川を上って湯豆腐を頂きました。そんな京都歩きの出入り口が阪急百貨店でしたので、やっぱり淋しい気がします。歩き疲れたとき、ゆったりした時間で過ごす喫茶の時を提供したり、遊んだ最後の時間で、自分の気に入ったものだったり、友達へのお土産だったりを買ったりしていました。
横浜でもバラの百貨店の各階の売り場に隠れるように、そして地下のケーキ屋さんの奥にも隠れるように存在する小さな喫茶店、その一つ一つに個性があって、その中からお気に入りを作って少しゆったりした時間を過ごすのが好きです。でも、そんな場所が減っていっているような気がします。専門店といいながら、結局ブームを追うチェーン店の展開が多いのではないでしょうか。勿論、世界の名店の味を持って来て頂けるのは、これとは違って贅沢なことだと思いますし、日本にしかないことだとも思います。
ただ、余りにも色々な食の専門店ばかりになってしまって、3世代以上の家族で色々な食を楽しむ食事の場がなくなったのか、そんな家族で食べることことがなくなって楽しみの一つの食の観点からも百貨店のポジションが落ちてしまったのでしょうか。でも、そんな食事をカバーしているのが住宅街の居酒屋だったりします。でも、やっぱり百貨店の気持ち良い接客だったり、少しゆったり流れる時間も大事にしたいなと思ったりしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿